語り継がれてきたマスターピース『ウエストサイド物語』
今日まで語り継がれてきた青春映画のマスターピース、単にミュージカルとしてだけではなくアメリカのストリートカルチャーを伝えてきた『ウエストサイド物語(WESTSIDE STORY)』。とにかく最初の上映から数え切れないくらいのリバイバルまたテレビなどでの再放送、さらに個人が自宅で楽しむエンターテイメントがビデオテープからDVDに変っても毎年のように再販され続けるこのような映画は他にはなかなか存在しないでしょう。製作は1961年ですが全く古めかしさを感じさせないのはその内容が人種間のトラブルや貧富の差など現在でも存在する問題か、それともこの物語に出てきた多くの登場人物たちが魅力的だったからでしょうか。またその登場人物の中では特に印象の強かった俳優といえば、勿論シャークスのボス、ベルナルドをとても格好良く演じたジョージ・チャキリス、と多くの方々が言います。この作品で彼はいきなりその年のアカデミー賞受賞者になったことは周知の事実です。その後『ダイヤモンドヘッド』、『ブ−べの恋人』、『太陽の帝王』、『633爆撃隊』、『パリは燃えているか』、『ロシュフォールの恋人たち』など1960年代を代表する作品に出演、そして日本において舞台では『白蝶記・長崎の女』ではピンカートンに扮し、テレビドラマでは小泉八雲を演じた『日本の面影』などに出演しました。
愛犬との永遠の別れ
近年まで主にヨーロッパを中心に舞台やテレビで活躍していましたが、愛犬との永遠の別れをきっかけに俳優ではない別の自分に目覚めたと語っています。アメリカとヨーロッパを行き来する仕事のために愛犬の半生を犠牲にしてしまったことを大変反省したそうです。「彼らは人間から比べてはるかに寿命が短いのに飼い主が出来るだけ多くの時間を一緒に居られないのは彼らにとって不幸せなことだ。これからはなるべく自宅にいて出来ることをしよう。」と趣味として始めたアクセサリー製作も今では本格的に第二の職業になったようです。作品のモティーフはスカラベ(コガネムシ)、蓮の花、ハート、またオリジナリティー溢れる不規則なペンタゴン(五角形)やフランク・ゲイリーデザインのWDCH(LAコンサートホール)からインスパイアーされた曲面を多用した作品、連続的なオリジナルロゴのデザインなどコンセプトは複雑でありながらシンプルでクリーンな感じの完成された仕上がりになっています。また彼のデザインの趣向には彼の律儀で思慮深い性格が大きく作用しているように感じさせられます。
GEORGE CHAKIRIS COLLECTION
多く方々が社交の場やプライベートで『GEORGE CHAKIRIS COLLECTION』を楽しんで飾ってもらえるように望んでいます。チャキリス氏自身もまた近日中に日本を訪れて旧知のファンの方々やまた新たに興味をもたれた方たちと一緒に歓談すること切望しています。どうぞ今後もこのウエブサイトから目を離さないで下さい。今後ともジョージ・チャキリス作品のご贔屓をよろしくお願い申し上げます。

